多文化防災 ワークショップ
―防災を通じて多文化共生について考えようー
ワークショップのねらい
2011年の東日本大震災では、情報が得られずに不安を 感じる外国人外国人被災者の姿が見られました。また、予期せず外国人被災者が集まった避難所の多くでは、言葉や文化の異なる外国人被災者の対応に苦慮したという避難所運営者の声も聞かれました。
そこで(公財)仙台観光国際協会[旧・(公財)仙台国際交流協会]では、避難所の中で起こる「日本人」と「外国人」の間の問題を テーマとしたワークショップ教材を作りました。
言語や文化の違いから起こる誤解や行き違いについて、解決の方法や、どうすればそのようなことが起こらないようにできるかを参加者で話し合うことを目的としています。
- 制作: 多文化防災ワークショップ制作チーム
- 発行: 公益財団法人仙台観光国際協会
- 発行日: 2015年3月15日
- 価格: 無料
- 対象: 小学生以上
4つのケーススタディ
ケーススタディは4つあります。それぞれのケーススタディは独立したエピソードです。
1つのケーススタディだけでも話し合いはできますが、複数のケーススタディをすることで多文化共生について考えることができます。
ケーススタディ①
「避難所のストーブ」
ケーススタディ②
「こんな時でも必要なの?」
ケーススタディ③
「飛び交う情報」
ケーススタディ④
「外国人は避難所の『お客さん』?」
ワークショップの特徴
東日本大震災で避難所運営に携わった町内会役員を対象に実施
東日本大震災で見聞きした話をもとに制作しました。
留学生、市民団体、町内会、行政、国際交流協会など、さまざまなメンバーが協働で制作しました。
ワークショップの内容
- 対象: 小学生くらいから誰でも参加できます。
- 人数: 5人以上であれば何人でもできます。1グループ5人で行います。
- 時間: 1つのケーススタディにつき、40~60分間くらいです。
教材の内容
「役割カード」「状況カード」「シナリオ」「ファシリテーター進行表」
参加者の声
2015年3月15日「多文化防災フォーラム」での実施
(随時掲載の予定です。)
教材の入手方法
多文化防災ワークショップの利用をご希望の方は、申込書をご記入のうえ、下記までお申込みください。
「多文化防災ワークショップ」のファシリテーターの派遣も行っております。(有料)
ただし、派遣の可否は実施時期等にもよりますので、ご相談ください。
(1)郵送で入手する
記入した申込書(下記からダウンロードできます)と500円分の切手を同封の上、下記まで封書でご請求ください。折り返し1セット郵送いたします。
※複数部ご希望の方は、ご自身で複写してご利用ください。
(2)ウェブからダウンロードする
記入した申込書(下記からダウンロードできます)を下記までEmailでお送りください。
折り返しダウンロード元のURLをE-mailでお送りします。
なお、データはPDF形式となりますので、ご了承ください。
申し込み・問い合せ
(公財)仙台観光国際協会 国際化事業部 多文化共生課
*仙台国際交流協会は2015年4月より仙台観光コンベンション協会と統合し、『仙台観光国際協会』になりました。
Tel: 022-268-6260
Fax: 022-268-6252
Email: kokusaika*sentia-sendai.jp(「*」を「@」にしてお送りください。)
〒980-0811 仙台市青葉区一番町3丁目3-20東日本不動産仙台一番町ビル6階