【レポート】「日本語を母語としない小中学生のための夏休み教室」を開催しました
2023年8月9日（水）と10日（木）の2日間、「日本語を母語としない小・中学生のための夏休み教室」を開催しました。
SenTIAでは毎年、外国ルーツの子どもたちを対象とした夏休み教室を開催してきました。
今年度も昨年度同様、感染症対策を行ったうえで仙台多文化共生センターにて対面開催しました。
参加した子どもたちは、3歳から中学3年生まで、延べ27名。
それぞれのルーツも8か国とさまざまで、仙台市外から参加した子どもたちもいました。
1日目はお互い恥ずかしがっている様子も見られましたが、ゲームや折り紙などの活動をしているうちに次第に笑顔が増え、2日目には多くの子どもが生き生きと活動していました。アンケートには「楽しかった」「次回のイベントに参加できることを心待ちにしている」という感想が寄せられました。
当日は、東北大学と宮城教育大学の学生がボランティアとして参加してくれました。
時間とともに、最初は緊張していた子ども達がどんどん目を輝かせていく様子を目の当たりにすることができ、今回の教室は非常に貴重な経験になったということです。
参加した保護者も「外国につながる子どもの保護者」同士のコミュニケーションができ、喜んでいました。学習支援情報などのガイドブックやチラシを持ち帰った保護者もいて、「こういう情報をもらえるのはありがたい」という声もありました。
今後も、情報を必要としている人たちにどのように情報を届けるか、検討を続けていきたいと思います。
SenTIAでは、外国ルーツの子どもやその保護者、学校現場をサポートするため、各種プログラムを用意しています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。