【報告】「せんだい外国人防災リーダーミーティング2025」を開催しました
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こんにちは。国際化事業部 防災担当のOです。
2025年2月8日(土)に、せんだい外国人防災リーダーミーティングを開催しました。当日は、せんだい外国人防災リーダーとせんだい留学生交流委員、合計16人が集まり、今年度参加した防災活動や、来年度やってみたいことなどについて話し合いました。ということで、当日の様子をお伝えします。
1.今年度の防災イベントについて
当日は、まずは今年度の防災イベントについて振り返りました。今年度は、東北大学や国見地区の方、東六地区の方など、いろいろな方からお声がけいただいたこともあり、外国人防災リーダーが、全部で14個のイベントに参加しました。
今年度の多文化防災イベントについてはこちら:(SenTIAブログ)カテゴリー:せんだい外国人防災リーダー
来年度もぜひ、色々な方と連携しながら、多文化防災を広めていきたいと思います!
2.防災イベントの参加報告について
次に、代表して2人の外国人防災リーダーから、防災イベントに参加してどうだったか、共有してもらいました。オンラインの参加者からも報告していただきましたよ。
報告では、「地域の防災訓練に参加して、自分では思いつかないような実践的なアイデアを得られた」「日本人対象のやさしい日本語講座には、外国人役として、日本語があまりわからない外国人に参加してもらうべき」など、率直な意見をお話しいただきました。
3.グループワーク+防災食の試食
最後に、グループに分かれて、来年度の防災活動でやってみたいことや、SenTIAで行ってほしい活動などについて意見交換を行いました。
そして、せっかくの機会なので、防災食を試食しながらのランチミーティング形式としました!(昨年のクロストーク記事を見て、「他にどんな防災食があるのか知りたい」という要望がたくさんあったためです)
昨年のクロストークについてはこちら:(SenTIAブログ)【報告】防災クロストーク(備蓄食編)に参加しました
来年度の活動については、「楽しいイベントもいいが、日本人と一緒に、地域の防災訓練に実際に参加できると、実践的な知識やスキルが得られてよい」「イベントの開催日が平日だと参加できないので、土日にしてほしい」など、たくさんの意見をいただきました。これらは、来年度のSenTIAや、せんだい外国人防災リーダーの活動に、ぜひ生かしていきたいと思います。
また、防災食については、お湯を入れて作るときに、乾燥材を取り出したり、調味パウダーを入れたりなど、ちょっとしたところで意外と手間取ることがわかりました。いざというときのために、一度は実際に触ってみることが大切だと思います。ちなみに、特に人気があったのは、アルファ米のドライカレーと、ポテトツナサラダ缶、パッケージに工夫があるドロップなどでした。
報告は以上です。お疲れさまでした!
SenTIAでは、外国人住民への防災啓発や、関係機関と連携して災害時の外国人支援体制の整備に取り組んでいます。
「多文化防災」の取り組みについては、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)多文化防災 災害に備える
また仙台市は、大規模災害時に「仙台市災害多言語支援センター」を設置します。
センターはSenTIAが運営し、外国人被災者に必要な情報を外国語でお知らせし、外国語での相談に対応します。
「仙台市災害多言語支援センター」については、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)仙台市災害多言語支援センター