ブログ国際化事業部からのお知らせ

【報告】藤崎デパート&東北大学の防災ワークショップに参加しました

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2024年11月29日(金)に、藤崎と東北大が開催した、防災ワークショップに参加しました。

このワークショップは、11/6の藤崎防災訓練の振り返りを兼ねて、「共助」と「公助」について考えるものです。
11/6訓練の様子は、SenTIAブログでもご覧いただけます。
(SenTIAブログ)【報告】藤崎デパートの防災訓練に参加しました

当日は、まず、仙台市の防災部署の方から、「公助」について説明いただきました。

「災害情報を集めるために、普段使っているツールは?」など、グループワークも行いました。
参加者ごとに使っているものが全然違って、とても盛り上がりましたよ!

また、避難所に備蓄してある食べ物の試食も行いました。
仙台市の避難所の備蓄は、きちんとハラル対応しているそうです!アルファ米のドライカレーは、きちんと美味しかったです。

次に、SenTIAといっしょに、「共助」について考えました。

11/6の防災訓練をふり返りながら、デパートで災害が起きたとき、「自分たちは何ができるか」「店員には何をしてほしいか」などを話し合いました。
「私は通訳ができると思う!」「災害時に長文で説明されても聞き取れない!」「単語だけで伝わる!」「私の母国語でアナウンスしてほしい!」
など、とても真剣に話し合っていただきました。次回につながる、とてもよい議論でしたね。

最後に、ロンドン大学のアレキサンダー教授(災害研究の権威です!)から、講評をいただきました。

「日本では、防災について真剣に考えられていて、新しい災害知識が伝わるのも速い」とお褒めいただきましたよ。
参加いただいた皆さん、ありがとうございました!

次回は、12/20(金)に、第2回のワークショップを行います。
今回の内容から、さらに一歩踏み込んで、「外国人にわかりやすい避難誘導とは?」などを考えます。
SenTIAからも、引き続き外国人防災リーダーなどが参加予定です。
またレポートするので、続報をお待ちください!

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SenTIAでは、外国人住民への防災啓発や、関係機関と連携して災害時の外国人支援体制の整備に取り組んでいます。
「多文化防災」の取り組みについては、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)多文化防災 災害に備える
また仙台市は、大規模災害時に「仙台市災害多言語支援センター」を設置します。
センターはSenTIAが運営し、外国人被災者に必要な情報を外国語でお知らせし、外国語での相談に対応します。
「仙台市災害多言語支援センター」については、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)仙台市災害多言語支援センター