【報告】「せんだい外国人防災リーダー育成研修2024」を開催しました
2024年9月21日（土）に、「せんだい外国人防災リーダー育成研修2024」を開催しました。
当日は、17人の外国人の方が研修に参加し、新しく「せんだい外国人防災リーダー」に加わりました！
SenTIAでは、「災害についての知識を持ち、地域防災に協力してくれる外国人」の方を育成し、「せんだい外国人防災リーダー」として認定しています。
今回の研修では、せんだい外国人防災リーダーの先輩の体験談なども交えつつ、「仙台の災害にはどういうものがあるか」「地域防災とは」ということを学びました。
まずは、仙台で起こる災害について学びます。
グループワークや話し合いもたくさん行いました。色々な国出身の人がいるので、災害の経験も様々です。
続いて、「自助・共助・公助」について学びます。中でも、「町内会」という組織は他の国には（ほとんど）ないので、「初めて知った！」という人がたくさんいました。
唐突に始まる地震対応訓練。いきなり鳴り響く緊急地震速報に、（戸惑いながらも）みんなで隠れます。
既にせんだい外国人防災リーダーに登録している方から、普段の活動や体験談などについて伺いました。外国人の目から見た災害や、防災のためにできることなど、とても興味深い内容でした。
最後は、参加者同士で、「これからせんだい外国人防災リーダーとしてできること」について話し合いました。
「自分のコミュニティに情報発信できる」「災害備蓄の大切さについて共有したい」「地域の防災訓練に参加したい」など、みんな「自分ができること」を真剣に考えました！
今回で、せんだい外国人防災リーダーの登録者数は57人になりました。
今年の各地域の防災訓練にも、今回の研修に参加した人はもちろん、せんだい外国人防災リーダーがおじゃまする予定ですので、訓練でお会いしたら、ぜひ声をかけてくださいね！
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今回、せんだい外国人防災リーダーのマークと、缶バッジを作成しました。
みなさん、せんだい外国人防災リーダーを改めてよろしくお願いします！
SenTIAでは、外国人住民への防災啓発や、関係機関と連携して災害時の外国人支援体制の整備に取り組んでいます。
「多文化防災」の取り組みについては、下記のページをご覧ください。
（SenTIAウェブサイト）多文化防災 災害に備える
また仙台市は、大規模災害時に「仙台市災害多言語支援センター」を設置します。
センターはSenTIAが運営し、外国人被災者に必要な情報を外国語でお知らせし、外国語での相談に対応します。
「仙台市災害多言語支援センター」については、下記のページをご覧ください。
（SenTIAウェブサイト）仙台市災害多言語支援センター