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【報告】「防災探宝 Disaster Risk Reduction Treasure Hunt」を開催しました

2024年6月2日(日)、謎解きをしながら地域を散策し、楽しく防災について学ぶ「防災探宝 Disaster Risk Reduction Treasure Hunt」を開催しました。
当日は30名近い外国人住民が参加し、青葉区片平地区で宝探しにチャレンジしました。

 
このイベントは、東北大学災害科学国際研究所(災害研 IRIDeS)、ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン推進センター(DEI)との共催で実施。参加者は謎(クイズ)を解いて町中に隠された宝箱を見つけ、ゴール地点を目指します。
宝箱は、地域の指定避難所(小学校)や補助避難所(市民センター)、地区避難施設(がんばる避難施設)などに設置されていて、各地点で災害への備えについて学びます。

 
スタート地点は青葉山の仙台多文化共生センター。災害研のマリ・エリザベス准教授のオリエンテーションの後、片平地区の地図と最初の謎解きシートをもらって出発です。

参加者はチームになって、謎解きに挑戦。

雨が降る中、宝箱のある場所を目指します。

宝箱を発見!中には次のポイントの手がかりとなる謎が入っています。

 
ポイントの一つで補助避難所になっている片平市民センターでは、災害研の佐藤健教授に防災備品の解説をしていただきました。

配備されている発電機を実際に動かしてみます。

 
ゴール地点は、「がんばる避難施設」にもなっている東北大学の学生寮「ユニバーシティ・ハウス片平」。

最後は、災害研のゲルスタ・ユリア準教授とSenTIAによる防災ワークショップを行いました。


参加者からは「宝探しは楽しく学習できて大変良かったです」「(補助避難所の)倉庫にある防災グッズの量にびっくりしました」「災害に備えて防災リュックを準備します」などの感想がありました。

SenTIAでは、外国人住民への防災啓発や、関係機関と連携して災害時の外国人支援体制の整備に取り組んでいます。
「多文化防災」の取り組みについては、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)多文化防災 災害に備える
 
また仙台市は、大規模災害時に「仙台市災害多言語支援センター」を設置します。
センターはSenTIAが運営し、外国人被災者に必要な情報を外国語でお知らせし、外国語での相談に対応します。
「仙台市災害多言語支援センター」については、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)仙台市災害多言語支援センター