【レポート】「日本語を母語としない小・中学生のためのオンライン教室」を開催しました
2020年8月5日(水)と7日(金)の2日間、「日本語を母語としない小・中学生のためのオンライン教室」を開催しました。
SenTIAでは毎年、外国ルーツの子どもたちを対象とした夏休み教室を開催してきました。
しかし新型コロナウイルスの流行が収まらない中、今年度はオンライン会議システム「Zoom」を使用したオンライン教室として開催することにしました。
オンラインでの教室開催は、SenTIAでは初の試みです。
参加した子どもたちは、仙台市内の小学1年生から中学3年生まで、計11名。
この中には海外から参加した子どもたちもいます。3月の春休みに母国に一時帰国したものの、新型コロナウイルスによる入国制限で日本に戻れなくなっていて、久しぶりに日本語で勉強する機会となりました。
「オンライン教室は初めて!」という子どもたちがほとんどで、みんなワクワクして当日を待っていたようです。
子どもたちを教えるボランティアは、宮城教育大学の学生さんたち。
全員参加のアクティビティのファシリテーターや、Zoomの「ブレイクアウト機能」を使っての個別指導などを担当してくれました。外国ルーツの子どもたちと接するのは初めてという学生さんもいましたが、子どもたち一人一人に丁寧に向き合い、日本語会話の相手や漢字練習の指導などにあたりました。
今回の教室は2日間のみでしたが、今後の開催について協力団体と検討中です。
SenTIAでは、外国ルーツの子どもやその保護者、学校現場をサポートするため、各種プログラムを用意しています。
詳しくは、下記ページをご覧ください。
> SenTIA外国につながる子どもサポートせんだい相談デスク