ブログ国際化事業部からのお知らせ

【報告】藤崎百貨店の防災訓練に参加しました!~外国人参加者の視点から学ぶ災害対応~

SenTIAでは、藤崎百貨店が年2回実施している防災訓練に、昨年度に引き続き「せんだい留学生交流委員」と「せんだい外国人防災リーダー」と参加しました。また、東北大学からも留学生や研究者、災害科学分野の教授などが参加し、多くの関係者が連携しながら訓練を実施しました。

地震・火災を想定した実践的な訓練
参加者は2グループに分かれ、地震発生後に火災が起きたという想定で、地震対応訓練、火災対応訓練、避難訓練に参加しました。
午前9時30分になると、日本語と英語による緊急地震速報が館内に流れ、訓練がスタート。藤崎百貨店の従業員は、お客様役の参加者に向けて「頭を守って、姿勢を低くしてください!」「Big Earthquake is coming! Protect your head!」など、日本語と英語の両方で声をかけながら避難行動を促しました。

その後、火災発生を知らせる非常ベルと館内放送が流れ、従業員は「火事です!」「Fire!」「煙を吸わないように口を覆ってください!」「Cover your mouth!」と呼びかけながら、参加者を安全な場所へ誘導しました。
救命救急講習にも参加
防災訓練終了後には、救命救急講習が行われました。
講習では、胸骨圧迫や人工呼吸、AEDの使用方法について実践的に学びました。留学生たちは事前に救命救急に関する動画で予習していたこともあり、講習にもスムーズに取り組んでいました。

メディアからの取材も
今回の訓練にはメディアも取材に訪れ、訓練終了後には参加した留学生たちへのインタビューも行われました。

訓練を振り返るワークショップを開催
後日、株式会社藤崎と東北大学の連携により、防災訓練の振り返りワークショップが開催されました。
ワークショップでは、訓練当日に撮影した映像を視聴しながら、当日の避難誘導や対応について振り返りました。参加者は2つのグループに分かれ、日本語と英語を交えながら意見交換を実施。「ジェスチャーやピクトグラムを活用すると、言葉が分からなくても理解しやすい」「避難経路や現在の状況をもう少し詳しく伝えると安心できる」といった具体的な意見が挙げられました。
最後に各グループで話し合った内容を発表し、多言語での情報提供や避難誘導の改善に向けたさまざまな提案を共有しました。外国人の視点を取り入れることで、より実践的で効果的な防災対策について考える貴重な機会となりました。
おわりに
今回の防災訓練と振り返りワークショップを通して、外国人参加者の視点から避難行動を体験し、その後の意見交換を行うことで、多言語による情報発信や避難誘導の重要性、そして改善すべき課題を改めて確認することができたと思います。
SenTIAでは今後も、地域の企業や大学、行政などと連携しながら、国籍や言語に関わらず誰もが安心して暮らせる地域づくりを目指し、多文化共生の視点を取り入れた防災活動に取り組んでいきます。