ブログ国際化事業部からのお知らせ

2018年夏休み教室を開催しました!

7月31日~8月3日まで4日間、青葉区中央市民センターで日本語を母語としない小中学生のための夏休み教室を開催しました。

 

今回は14名の小中学生が参加しました。最初は緊張した様子でしたが、だんだん打ち解けてきて、時々笑顔で話す様子も見られました。理科の実験では、乾電池を使って、豆電球に明かりをつけることに挑戦しました。みんなとても楽しそうで、目をキラキラさせて、真剣な表情で取り組んでいました。

日本に来たばかりの子ども達には外国人児童・生徒用テキスト「たのしいがっこう」を使って勉強をしました。学校生活でよく使われている言葉、用語などが、絵と一緒に書かれています。

ある程度日本語を話せる子ども達には、文法的な間違いが度々見られました。例えば、「熱くない」は「熱いくない」と言ってしまう、「ですます調」と「である、だ調」を混合したり、主語と述語の関係が作れていなかったり、「〝」と「˚」の混用、促音が聞き取れにくいなど。大学生のボランティアの皆さんが、その間違いをなくすために、丁寧に説明し、何回も練習させて、ゆっくり話かけるなどいろいろな工夫をし、分かりやすく教えてくれました。

この夏休み教室には4日間の延べ人数で50人以上の方々のご協力をいただきました。子ども達にとって、日本語の勉強だけではなく、日本の礼儀や、接し方、感謝の気持ち、勉強法など、たくさんのことが身に付き、新しい人との出会いもあった4日間でした。