4歳
友だち(4歳編)
子どものぶつかりあいは、ほとんどの場合、相手に自分の思いをうまく伝えられないことが原因で、起こります。
子どもが集まると、けんかやトラブルがしょっちゅう・・・。
どうしてけんかするの?
- 自分の「思い」と友だちの「思い」の違い
- 思うようにならないもどかしさ、くやしさ
- 物の取り合い
こういったことを経験しながら・・・
自己主張する力を身につけ、相手の気持ちに気づきます。
そして
ゆずり合ったり、思いやったりできる『ひと』としての気持ちが芽生えていきます。
けんかは、子どもを成長させる大事な経験です。
★大人にとってはささいなことでも、子どもにとっては大きな出来事です。
どうして、そのような行動をとったのかを理解してあげ、どうすればよいのかを教えてあげましょう。
どうして友だちと遊べないの?
一緒に遊んだほうが楽しいんじゃないかと思うんだけど、友だちから離れて一人で遊んでいます。
★一人でも大丈夫!
- 夢中になっている
遊べないのではなく、一人で遊ぶのが好きな場合もあります。 - にこにこしている
楽しそうに友だちの様子を見ているようなら大丈夫。
気持ちの上では一緒に遊んでいるのかもしれません。
遊びたい気持ちがふくらんで、自然に友だちの中に入っていくのを待ちましょう。
★入りたいけど入れない
- しょんぼりしている
「どうしたの?」そばに行ってそっと声をかけてみましょう。
遊びに入る自信がない、どう遊んでいいのか分からないようなら、いきなり友だちの中に入れようとせず、大人が一緒に遊んであげる事から遊びの楽しさを教えていきましょう。 - うずうずしている
遊びたいのに入っていけないようなら、その子が入りたそうにしている遊びに「一緒に仲間に入れてもらおう!」「まぜてー!」と誘い入れて、大人もしばらく一緒に遊んで、友だちと遊ぶきっかけを作ってみましょう。