3歳
おねしょ(3歳編)
昼間はおむつがはずれたのに、夜はなかなかおむつがはずれない。
どうして??
幼児期は膀胱(ぼうこう)が小さくて、たくさんの量をためてはおけません。
夜間の尿の量が減るのは、6、7歳くらいからなんですよ。
大切なのは、まわりの人があまり気にしないことです!
幼児期は、膀胱(ぼうこう)が小さくて、たくさんの量をためておけません。
大きさが安定してくるのは、4、5歳くらいです。
夜間の尿の量が減るのは、6、7歳くらいです。
成長するにしたがって、次第に夜のおしっこも少なくなってきますが、幼児期にはよくみられる事なので、心配はありません。
おねしょは、あせらず、おこらず、ゆったりと接することが大切です。
- Q:
- 夜中に起こしてトイレに連れて行った方がいいの??
- A
- 夜中に起こしてしまうと、おしっこをおさえる「抗(こう)利尿(りにょう)ホルモン」の分泌(ぶんぴつ)をさまたげることになり、おねしょを長引かせる事にもなります。
起こさずに、ぐっすり寝かせてあげましょう。
- Q:
- また、おねしょしちゃったらどうしよう!?
- A
- ドキドキして眠れないより、安心して寝かせてあげましょう。
体の成長を待つ方が大切です。
おねしょマットを活用するのもいいですね。
(おねしょの量が多い時は、大人用のおねしょマットが有効ですよ)
- 夜の水分はひかえめに!
寝る前には、あまり水分をとらないようにしましょう。 - 規則正しい生活リズムを!
早寝、早起きで自律(じりつ)神経(しんけい)を働かせ、膀胱(ぼうこう)の調節機能を高めましょう。 - おねしょがずーっと続いて困っていても!
ちょっとした事がきっかけになって、良くなる事があります。
たとえば、なわとびができるようになったり、字が読めるようになったりなどで、自信がついた 子どもの好きな絵が描いてある布団カバーにした など - おむつはずれと夜は別!
ホルモンの分泌(ぶんぴつ)は個人差があるので、昼間おむつが取れても、すぐに夜も取れるわけではありません。
おねしょしてもしからないでね!