5歳
おてつだい(5歳編)
きょうみのあることは、なんでもやってみたい。
その好奇心、チャレンジする気持ちを、うまく利用しながら、お手伝いする楽しさ、面白さ、そして、ちょっぴり、大人気分を味わえるといいですね。
おてつだいってどんなふうにさせたらいいの?
「お母さんのおてつだいしたいの。」とお子さんが話しかけてくることはありませんか。
「やってみたい」「真似したい」というのは、新しい物事に積極的に取り組もうとする、「意欲」のはじまりです。
お子さんの年齢などを考えながら、積極的にトライさせましょう。
おてつだいをしてもらうポイント
- 1.簡単なこと
- 2.繰り返しできること
- 3.大人と一緒に行なう、またはやり方を教え、見守ること。
頑張ったことがお子さん自身、目で見て、実感できることが大切です。
そして、ほめられたこと、喜ばれたことが次へのやる気につながります。
あせらず、ゆっくりていねいに教えましょう。
「うれしいけれど...」「毎日続かないし...」となかば困ってしまうこともある子ども達のおてつだいですが、子ども達にはまだ遊びのひとつです。
「責任をもって」とか「毎日必ずする」のはとても難しいのです。
でもお手伝いをして、「ほめられた」「うまく出来た」などの経験がお手伝いを続けるよいきっかけになります。
おてつだいあれこれ
- ひとりでできること
・皿並べ
・カーテン閉め
・花の水やり
・くつ並べ など
- おうちの人と一緒にできること
・料理の手伝い
・そうじ など
「大人のしていることは面白そう」とチャレンジしたことでも想像したより」難しかったり、思いのほか力が必要だったり、簡単なことでも続けることが嫌になったり、様々な経験をします。
大人の真似をしてみたい気持ちから実際、自分でやってみて「自分も出来た」「頑張れた」などの気持ちを味わい、その経験が自信につながっていきます。