ブログ国際化事業部からのお知らせ

【報告】「令和7年度災害時言語ボランティアミーティング」を開催しました

2025年12月13日(土)、「令和7年度災害時言語ボランティアミーティング」を開催しました。
災害時言語ボランティアは、災害時に日本語が不十分で情報を受け取りにくい外国人に言語面でサポートするボランティアです。
登録者を対象に、近年の防災事情や、情報交換の場としてミーティングを行いました。
参加者は、今年度登録した方や、長年にわたり活動をしている方、留学生の方などで、少人数でしたが、和やかにミーティングを行いました。

はじめに、仙台市の外国人住民数や、災害時言語ボランティアの登録状況についてお話をしました。
近年の新たな取り組みとして、東北大と藤崎デパートの協働による防災訓練への協力や、災害時における市やSenTIAの情報発信の方法について、あらためて参加者と共有しました。

今年度登録した方からは、東日本大震災当時の活動について困難だったことは何かなどの質問がありました。ボランティア自身も被災するかもしれないことを想定し、大規模災害が起こったときの初動の確認もしました。
当時と比べると、情報を多言語に翻訳できるAIや翻訳の精度があがった昨今ですが、災害時言語ボランティア(人)としてできることは何か、その役割についても話し合う良い機会になりました。

後半は、それぞれ自己紹介をしました。
東日本大震災で外国人が避難する様子を見て自分ができることをしたいと思い登録した方、当時学校で避難所運営をする立場だった方、また自国での災害をきっかけに仙台でも災害について研究している留学生の方など、それぞれの登録のきっかけもじっくりと聴くことができました。
普段心掛けていることをお互いに知り、今後の活動へのモチベーションにつながったように感じました。

今回は、ミーティングがあった週に、北海道三陸沖地震が起こったため、気象庁・内閣府の「北海道三陸沖後発地震」の多言語情報のパンフレットについても紹介しました。

日本海溝・千島海溝沿いの巨大地震 -事前の備えー ※14言語でパンフレットあり
https://www.bousai.go.jp/jishin/nihonkaiko_chishima/sankou_shiryou.html 

バングラデシュ出身の方は、ミーティング後に同胞の集まりがあるとのことで、さっそく後発地震への備えについて内容をシェアしたいと意気込んでいました。

東日本大震災からもうすぐ15年になります。
今後も、ボランティアの皆さんと顔の見える関係をつづけながら、ミーティングや研修会で情報交換の機会を増やしていけたらと思っています。

SenTIAでは、外国人住民への防災啓発や、関係機関と連携して災害時の外国人支援体制の整備に取り組んでいます。
「多文化防災」の取り組みについては、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)多文化防災 災害に備える
また仙台市は、大規模災害時に「仙台市災害多言語支援センター」を設置します。
センターはSenTIAが運営し、外国人被災者に必要な情報を外国語でお知らせし、外国語での相談に対応します。
「仙台市災害多言語支援センター」については、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)仙台市災害多言語支援センター