【参加者募集】3/20(木・祝)シンポジウム 紙芝居による災害伝承「日本在住外国人の視点」(共催事業)
2011年3月11日に発生した東日本大震災。この大災害を経験した二人の在住外国人のストーリーが、伝承のための紙芝居になりました。本シンポジウムでは在住外国人の被災体験と災害伝承について、当事者や専門家と共に考えます。
◆日時:3月20日(木・祝)15:00~17:00
◆会場:東北大学災害科学国際研究所(仙台市青葉区荒巻青葉468-1)
◆対象:誰でも参加できます(当日のプログラムは日本語のみ)
◆主催:東北大学 災害科学国際研究所、Hoover Institution、Stanford University
◆共催:(公財)仙台観光国際協会(SenTIA)、東北大学 統合日本学センター
◆協力:(一社)まち物語制作委員会
◆申込:下記Googleフォームからお申し込みください
> 紙芝居による災害伝承: 日本在住外国人の視点 申込みフォーム
◆プログラム
1.イントロダクション: プロジェクトと災害ストーリーテリングの概要説明
2.(公財)仙台観光国際協会(SenTIA)発表: 外国人住民と災害時の課題について
3.紙芝居公演:イギリス人被災物語、ネパール人被災者避難物語
4.パネルディスカッションと応答質疑
◆震災紙芝居 上演プログラム
①「東日本大震災イギリス人被災物語り 帰国せず」
2011 年に発生した東日本大震災で最大の被災地となった宮城県石巻市。
死者・行方不明者は合わせて約3900人に及ぶなど甚大な被害を受けた石巻で、“被災地に残った外国人” として注目を集めたイギリス人 リチャード・ハルバーシュタットの物語。リチャード氏はその後も日本に滞在、現在は石巻市震災遺構門脇小学校の館長として震災を語り継いでいる。
②「東日本大震災ネパール人被災者避難物語」
子どもの病気治療のため東日本大震災の3 年前にネパールから日本にやってきたネパール人一家。
やっと日本に慣れ始め、片言だが、日本語も少しづつ覚え始め、久々、夫婦でデパートにショッピングに出かけたとき東日本大震災に遭遇。病気の子どもを抱えての避難の物語。
◆パネルディスカッション
・リチャード・ハルバーシュタット
イギリス生まれ。日本在住30年を超える。現在は、石巻市震災遺構門脇小学校館長、震災紙芝居「帰国せず」のモデル。
・ドゥワディ・バワニ
(公財)仙台観光国際協会や仙台市、宮城県等でネパール語の通訳・翻訳者、相談員等を務めている。ネパール人被災者避難物語のモデル。
・堀野正浩
(公財)仙台観光国際協会(SenTIA) 国際化事業部。仙台市の多文化共生事業に従事。
・ゲルスタ・ユリア
東北大学災害科学国際研究所 災害文化アーカイブ研究分野 准教授。防災コミュニケーション学分野、インクルーシブ防災学分野 兼務。
・上田薫
スタンフォード大学フーバー研究所ライブラリー&アーカイブスのリサーチフェロー兼日本ディアスポラ・コレクション・キュレーター。
・いくまさ鉄平
紙芝居作家、一般社団法人まち物語制作委員会代表理事、今回の上演作品の作家。
◆お問い合わせ:東北大学災害科学国際研究所
メール:gerster-damerow.julia.e1*tohoku.ac.jp(*を@に変えて送信してください)
TEL:022-752-2099