【報告】東六地区(宮町)の防災訓練に参加しました
2024年11月16日(土)に、東六地区(宮町周辺です)の防災訓練に参加しました。
今年は、地区の小学校が工事中だったため、防災訓練は、参加人数を少なくして、地区のコミュニティセンターで開催されました。
外国人参加者は、せんだい外国人防災リーダーなど3名です(日本人の参加者は50人くらいでした)。
当日は、二班に分かれて、座学と訓練を行いました。
座学では、まず最初に災害VRを体験しました。
この間参加した、藤崎の防災訓練では、地震のVR体験でしたが、今回は洪水・土砂災害の映像でした。
下から水が迫ってくるVR映像は、とてもリアルなので、ぜひ体感してほしいです(本物は、体験すると命が危ないので)
ちなみに、VRゴーグルの下に専用のマスクを着けるので、体験するときは謎の仮面集団になります。
次に、「マイタイムライン(災害が起こった時にどう行動するか、という計画)」の作り方を勉強しました。
ハザードマップの見方も教えてもらいました。日本人向けなので難しい内容でしたが、とても大事な知識でしたね。
今回使ったハザードマップは、仙台市のホームページで見ることができます。自分の住んでいる場所について、一度見ておきましょう。
(仙台市ウェブサイト)仙台防災ハザードマップ
訓練では、まずAEDの使い方と応急救命(倒れている人を見つけたらどうするか)を勉強しました。
心臓マッサージは、実際にやってみると、とても力が要るので大変でした。
いざというときのために、AEDは使えるようにしておくといいですね。
ちなみに、AED財団さまのサイトに、AEDの使い方がわかるサスペンスゲームがあります…。
(AED財団)心停止村湯けむり事件簿
次に、外に出て発電機を動かします。
カセットガス缶を使う発電機は、仙台市内の避難所にも置いてあります。エコモ―ドだと、ガス缶2つで2時間発電できます。
最後に、消火器で、火を消す訓練をしました。
使っているのは、練習用の消火器で、中に水が入っています。
実際の消火器は滅多に使わないので(使うことがない方がいいので)やってみたい人は、ぜひ防災訓練に参加してみましょう。
参加してくれた皆さま、お疲れさまでした!
全体の参加人数が少ない分、多くのことを体験できて、充実した訓練でしたね。
SenTIAでは、せんだい外国人防災リーダーなど、仙台に住んでいる外国人と一緒に、地域の防災訓練に参加しています。
「防災訓練に外国人対応を組み込みたい」
「私の地域の防災訓練にも参加してほしい!」
などございましたら、SenTIAにご連絡下さい。大歓迎です!
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SenTIAでは、外国人住民への防災啓発や、関係機関と連携して災害時の外国人支援体制の整備に取り組んでいます。
「多文化防災」の取り組みについては、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)多文化防災 災害に備える
また仙台市は、大規模災害時に「仙台市災害多言語支援センター」を設置します。
センターはSenTIAが運営し、外国人被災者に必要な情報を外国語でお知らせし、外国語での相談に対応します。
「仙台市災害多言語支援センター」については、下記のページをご覧ください。
(SenTIAウェブサイト)仙台市災害多言語支援センター