【レポート】「SenTIA日本語ボランティア研修会」を開催しました
2021年9月11日（土）、「令和3年度 SenTIA日本語ボランティア研修会」を開催しました。新型コロナ感染症の流行が収まらない中、今年度はオンラインでの開催となりました。
コロナ禍の中で、日本語ボランティアの活動も大きく制限されました。その中、仙台市でも日本語学習の機会が途切れないよう、オンラインでの学習サポートに挑戦する方が増えています。
昨年度の研修会は「オンライン日本語レッスン」のスタートラインに立つための研修会でしたが、今年度はステップアップとして、昨年度に続き、株式会社インカレックスのAYA先生に「日本語ボランティアのためのオンライン日本語レッスン 実践編」と題してご講義いただきました。
前半は、学習者のニーズ把握や、対面とオンライン授業の違い、オンラインに向いている教え方や教材などを教えていただきました。
後半は「学習者が話したくなる仕掛け」として、いかに学習者にアウトプットさせるか、AYA先生がこれまで実践されてきたノウハウを教えていただきました。
学習者が自分で考え発話するための工夫が随所に盛り込まれ、具体的なレッスン方法の提示では、参加者が学習者役で発話するなど、ゲーム感覚でレッスンを楽しむ感覚を実際に体験することができました。
アンケートでは、「今後実践できそうな内容があった」「対面の学習サポートでも役に立つ」など、ご感想ご意見をいただきました。
今後もSenTIAでは、日本語学習支援のための様々な取り組みとともに、日本語ボランティアの皆さんのスキルアップにつながる情報発信や、研修会の開催を続けてまいります。
外国人市民の日本語学習支援について、詳しくは下記のページをご覧ください。
■日本語を学ぶ
http://int.sentia-sendai.jp/j/life/japanese_lesson.html
